足跡

思った事や備忘録的な何か

思い出の木

普段車での生活ばかりで運動不足解消に夜に歩いたり、走ったりしてます。

夜なのは単純に仕事の関係だったりとかもあるんですが、静かなのと人とあまり遭遇しないから。

運動不足解消も一つなのですが、他に色々やる事がある環境だとあまり音楽聴く事ないのでそういう時間にするとか、一日あったことを整理する時間だとかあります。

後は同じ景色ばかりで退屈なので色んな場所に目がいったり、音なんかにも気になったり。

 

この間は初めてフクロウが鳴いてるのを聞いた気がします。

で、今日はなんとなしに歩いていたら金木犀の香りがしてきました。

正直コレは会社にもあるんで別に珍しい事でもないんですけど、子供の頃からこの香りが好きなんですね。

同僚はクセェって嫌いみたいですけど(笑

 

食虫植物とか加工品じゃないアロエ食ってみたいとかオジギソウとか変なのにしか興味なかった子なんですが、思い出のある木は何本かあります。

 

小学校1~2年生の頃に担任の先生が朝見つけて拾ってきたムクロジの実が一つです。

昇降口から出て少し行ったところにあったと思ったんですが、この木の実は夏の頃は緑色で秋になると茶色に変色して落ちてくるんですが皮が石鹸の代わりになるって聞いてせっせと集めていた記憶があります。

もうちょっとスレてくる高学年とかだと興味無さそうかもしれませんけど、低学年で石鹸の代わりになるなんて聞いたら試したくなるじゃないですか…

 

皮が皺だらけな感じなのでググったりすると割とグロいです。

中には黒い種のようなものがあり、それは羽根突きで使われるあの黒い球の部分と聞いた記憶があります。

ここからは気になって調べた事ですが漢字で書くと無患子、無病息災や厄除けの縁起物として用いられるようです。

 

あともう一つは泰山木

これは確か、小学校3~4年生ぐらいの国語だか道徳だかの教科書に題材として用いられて載ってた作品だった記憶があります。

中身はすっかり覚えてないのですが、その木の印象だけは強く残っていてたまたま学校帰りに少し遠回りして帰る事になった際にどこかの会社の入り口に立っていたのを見つけてそれ以来、毎年花をつける時期だけ毎日遠回りしては眺めていた記憶があります。

今見たら昔ほど大きく感じないでしょうが、とにかく大きくてツヤのある葉、大きな白い花をつける木でした。

 

会社とかだと金木犀の香り嗅いだくらいじゃこういうこと思い出さないんですが、ふと連鎖的に思い出したりするんで夜のお散歩割と楽しんでたり。

 

この木、昔あったところにまだあるかなぁとか思い返してたんですが、今そういえば拓けてマンション建ってたわ…