足跡

思った事や備忘録的な何か

オンラインゲーム裏話

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去年の公式生放送なんですが、2012年までFFXIのプロデューサーを務めていた田中弘道さんがゲストで出演されていて、動画30分から53分くらいまでの内容がすごく濃い…

XIとしての裏話に近いんですがオンラインゲームの歴史として面白いです。

 

動画でも説明がありますが、FFXIPlayOnlineというマルチプラットフォームの中のコンテンツの一つとして提供されているもので他にもFFIXのカードゲーム「クアッドミスト」を元にしたテトラマスター、4人打ち麻雀の雀鳳桜、その他コラム等が読むことができたりしました。

確かにここで、ジャンプが読める!って聞いた時があってスゲェエエエエって思った記憶がありましたね…その後どうなったかは動画の方でも触れてます(笑)

 

自分は出演されてる方々よりももっと若い世代でXIより前の世代の海外製PCのオンラインゲーム(ウルティマやらディアブロやら)とは無縁で、XIやPSOのコンシューマーのオンラインゲームが初めてという世代の人です。

正直、オンラインゲーマーはこの世代の人が物凄く多いんじゃないかと思っています

 

コンシューマーのゲームとしてまずプレイヤーキルとキルスティールを塞ぐシステムを作ったと言ってますが、これは凄く良い点だったと思いますね。

実際には直接プレイヤーが手を下さずとも、モンスターを使ったプレイヤーキルや、外部からの回復でモンスターの敵対心を自分に向けてモンスターの占有権を奪う方法があったりはしましたが…

 

今では日本のオンラインゲームを語る上では外せない存在になってるXIですが、後年になってどうしてそこまでになったのかって理由は色々考えたりしたんですよね。

自分の周りや自分の体験で考えるなら、丁度リリースされた頃って、ADSL等の定額回線が一般家庭にもかなり普及した頃だったとか、コンシューマーのゲームがまだまだ主流だったのでオンラインゲームの存在が新鮮だった、しかもFFって所とか大きかったのかなぁと。

新しいモノ好きな層にウケてそこから誘われたり口コミで徐々に広まっていった認識です。

自分も友人の家で実際プレイしてるのを見たりして影響されたクチで、実際一番プレイヤーが多かった時期は初期ディスクの頃ではなく、何枚か拡張ディスクが出た頃だったそうですし。

 

とはいえ自作のパソコンを作るよりは安価ではありますが、それでも当時導入するためにはPS2に別売りのハードディスク(2万ぐらいした)とプロバイダーの契約(モデムのレンタルやら買い取りやら)とパッケージ代、月額料金と始めるまでに結構まとまったお金が必要で、自分で収入が得られる世代に限られてましたね

自分は当時高校生で、アルバイトを必死にして貯めた記憶があります…(笑)

 

年齢層が高めなおかげで比較的平和な世界だったと思います(笑)

この辺りの思い出は、新規で始めなおして自分の中で区切りをつけるためにプレイしてるので近いうちまとめたいなと思ってます。

 

過去の雑誌や攻略本の開発インタビューやこの動画でも見てて思うのは、「これからこういうゲームが流行るぞ」っていう先見の目が凄いですよね。

常に新しいモノに飛びついて、その中で面白い事、問題になりそうな点を把握して作りこんでユーザーに広める手腕、流石だなと関心します。

 

実際プレイしながらだと調整やら色々な点で不満があったゲームではあるんですけどね(笑)

動画の中でもこういう裏話をまとめた本を出すと売れるんじゃないか?って話が出てますが自分はこういうの大好きですし実際出たら間違いなく買うでしょうね(笑)